2016年6月19日日曜日

シーズン最後の瑞牆

ボルダリングといことで、2016年6月11日遠征。

本来なら先週の瑞牆が梅雨前最後となるはずだったが、奇跡的に天気が好転したので、指人形の回収に向かった。

前回はリップが止められず敗退したが、動画を見直すとどうも跳び過ぎている感があるので、そこを修正すれば絶対に登れると自信があった。

メンバーはいつものカトーさんNKDの3人と、現地集合で松本の岩瀬さん。

瑞牆に近くなってくると、天気予報通りの晴天で湿気もなく6月にしては絶好のコンディション。

指人形へ降りる路肩の駐車スペースには既に先客が1台と、岩瀬さんが居た。
何とか自分の車も突っ込んで、一応3台停められるようだ。

鼻息荒めに降りると2名指人形にを打っていたので、マット増設してジム化させていただいた。

時間もあるし、最小限のトライで登る!と決めて入念にストレッチとメトリウスのグリップセーバーでアップ(指人形にはアップ課題が無い)。

自分よりも早く準備できたカトーさんNKDや先のお二方のトライを見て、イメトレをギリギリまでする。
オブザベは必要無いので、もはやどれだけ精度の高い妄想をできるか?である。

準備も整い集中して、いざこの日の初便。
序盤はヒールマントルからの狭いホールドを繋ぐバランス系。この手は大の好物。ただ前回は中継無しで届いたカチ&ガスが届かず、咄嗟に中継カチを使った。やはりまだアップが足りないか?

中盤、ガスをきめて右足をスタート近辺にセット。これも大きい尺の人には狭く苦しいシークエンス。けど168の自分にはジャストなサイズ感。右足をスタートにセット出来たら左足を適当に置く、結構踏めるスタンスはあるので、靴の相性とかは無いと思われる。

終盤、ダイノでリップ取り。
結果としてはこの1便目で登ることができた^ ^  前回敗退した飛距離出し過ぎを抑えて、取りに行くリップ位置もやや左上に修正。そしてリップの取り方これが一番ポイントだったと感じるがダブルダイノというより、左手でリップをジャストの高さで捕らえると振られが少ない。そこに右手も添える、というイメージ。

思い描いた最後のダイノが止まってそのままマントル。
無事回収!


"Yubi-Ningyo V7" at Mt.Mizugaki in Japan from daichi sano on Vimeo.


瑞牆では2つ目の段課題を登れました。

これで満足してしまったのか、この日はこの後"あかね雲","森の生活"しか登れず^^;   最後の最後に取り付いた普通の日/初段もバラしを繋げられず、、、


兎も角、今シーズンの外岩は無事終了。結局あちこちに宿題を残してきたけど、この夏でトレーニングして秋には結果を出したいところ。

慢性的な肘イタ(テニス肘)を治さないことにはネクストに進めない感があるので、円回内筋を治療してウェイト上げてからの絞りに取り組みたいと思います。

梅雨入り前の瑞牆

に足繁く通った5月と6月初旬。

といっても今の所3週末連続で日帰りだけど。

<成果>

1日目。ガリガリ君、夜岩、最後に言葉岩。
夜を待ちながら 二級
スーパークーロワール 七級
シャリシャリ君SD 三級
※敗退=瑞牆レイバック、ガリガリ君、ガリガリ君トラバース、物

2日目。ハタ師匠三段と花畑エリアに。
花畑 初段
※敗退=物

3日目。皇帝岩を中心に。
鏡 六級
剣 四級
ロイヤルポケット 五級
インペリアルマーチ 一級
瑞牆レイバック 五級
※敗退=指人形

ざっとこんな戦績でした。
段と一級をあとひとつずつ登れたらなーという悔いは残る。
指人形は逆に跳び過ぎてリップ止まらないとか、ガリガリ君はムーブ出せば登れた感もある。
つまり現場処理能力がまだまだ足りない_| ̄|○
オブザベ力を養うにはジムにしろ外にしろもっと数をこなさないと。。。

そんなんでも、瑞牆レイバックは本当に嬉しかった。

五級というグレーディング(過去は三級だったようだが)にも関わらず、
素晴らしい夜岩にクラシックなラインとムーブ、ハイボール故に必要なメンタル力、全てが絶妙で適当な一級や段課題以上の魅力がある。

1日目に、リップ手前で"マントル返せない"と意識してしまいそれなりの高さに取り付いている恐怖感が一気に込み上げてきて、自ら落ちた。
裏御岳のミジララテスタの方が夜岩よりもハイボールだが、何故か瑞牆レイバックの方がはるかに怖さがある。ジワジワと良いホールドを進めるので核心のリップに時間をかけて近づくにつれ恐怖感が増してくる感覚がある。
日本のじわじわ系ホラー映画と欧米の勢い系ホラー映画の違い?みたいな、、、

ただ"課題としての魅力"はハンパない。

3日目で、皇帝岩で一通り遊んだ後に、同行のNKDは初瑞牆だったので是非瑞牆レイバックを見たい、という事になり、正直いやーな気持ちで夜岩に向かう。着くと先日と変わらぬ姿で待っていた。怖いなと思うのが半分、この素晴らしい課題を登りたいという想いが半分。NKDが"やりましょう!"と言い出しマットをセットしながら、徐々に後者の想いが強くなり、腹をくくることができた。

"ワントライで登る"と決めて、スタートに取り付き離陸した。
序盤で振られそうになるポイントが一箇所あり、前回は足をクロスさせたりして処理したが今回は小細工はせずじりじりとレイバックを続けた。
無心で、丁寧にカンテを押さえ一手一手進めて行く。コツは無い。
リップにたどり着いた。前回落ちた後、近くに登ったことのある方がいてアドバイスをいただいた。
それを思い返し、あと一歩足を上げると安定してリップをとらえた。これで安心したのか手でマントルに入ろうとしたので足への意識が薄れスメアがあまくなって足がきれた。
死ぬかと思ったけど手はちゃんと保持れていたので落ち着いて体勢を立て直しトップアウト。
初日の2便を含めると、この課題を3便目で登ったことになるが一年近く打ち込んでいるような達成感でいっぱいになったし、大げさかもしれないけど恐怖感に打ち勝った妙な高揚感があった。
それは難しい課題を登りきるフィジカルやスキルの達成感よりも、クライミングが与えてくれるメンタル的な満足感に溢れていたような気がしました。

長たらしい文になってしまったが、瑞牆レイバックにはそれほどの魅力が詰まっていると思う。
ボルダリングやっている人なら、是非一度はトライして欲しい課題です。